お子様にカウンセリングを受けてもらいたいと願う、
  すべてのお母様お父様へ、お願いがあります。

カウンセリングを初めて受けられるお子様のお母さん、お父さん。
または、今までどこかでカウンセリングを受けられたことのあるお子様をお持ちの親御さん、ご家族のみなさまに
カウンセリングルーム泉で、メンタルクリニック響と連携したカウンセリングを受け、治療を進めるにあたって
お願いしたいことがございます。当院にお子さまをお連れの親御さんからよくあるご質問について
お答えしたいと思います。


カウンセリングで話した内容は、たとえご両親であっても
  お伝えできないことがあります


①子供にカウンセリングを受けさせようと思っています。
カウンセリングで話した内容について、
親である自分たちに毎回報告はありますか。


②子供がどんなことで悩んでいるのか、何を考えているか
私たちの代わりに聞いて答えているのだから、
その内容を報告してほしいのですが。



→申し訳ありません。内容についてご両親の方への報告につきましては
それをしてしまいますと
「ここで悩みを話しても、結局は親に伝わってしまう」という気持ちになってしまい
お子様が何もカウンセリングで話をしなくなってしまいますので、ご本人の許可を取ってからとなります。


お子様がせっかくカウンセリングという「自分の気持ちを受け止めてもらえる場」を
作ったのにも関わらず、何も話せなくなってしまうのは、とても残念なことです。
親の前では不平不満を言わないいわゆる「いい子」であったお子様が、
実はご両親に対して、兄弟に対して不満を持っているかもしれません。
逆に、もっと突き放してほしいと思っていたり、甘えさせてほしいと思ってるかもしれません。

カウンセリングでは、親の不満をいうお子様もいらっしゃいます。
それを、カウンセラーが「告げ口」や「代弁」のように伝えてしまっては、
話すことも話せなくなってしまうばかりか
自分のしたい行動をするときに他人を利用する「対人操作」ということをするようになってしまいます。

このような状態になってしまいますと、家族中が本人の行動や言動に振り回され
かかり切りになり、自分たちの生活を成り立たせることすら困難になってしまいます。

しかし、そうはいっても、未成年のお子様を預けるのですから、ご心配は想像以上のことと思います。

そこで、もしカウンセリングがうまくいっているのか、
どんな状態なのかが気になるときは 必ずお子様本人に

「お母さん(お父さん)も、担当のカウンセラーさんに会って話したいのだけど、いい?」

と一言お声をかけていただけないでしょうか。そして、お子様から直接親が会いたいと言っている
ことを、伝えていただきたいのです。

カウンセリングに来られるお子様のご両親の多くは、今まで様々なことを親だけの判断で
決めてしまって来た方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そのため、このような方針に納得のいかない親御さんもいらっしゃると思います。
しかしながら、当院やカウンセリングルームではご本人の意志に反してや、許可を得ずに
カウンセラーがご家族の方とお話をすることは、
せっかく心を開いていたカウンセラーにさえ「裏切られた」気持ちになり
お子さまにとって人を信頼すること、素直に自分の気持ちを話せる相手を
奪ってしまうことになりかねないからです。

カウンセリングは心とを響かせあって治療をします。
他人に対して心を開き、通い合わせ、信頼関係を築いていかなければ
うまくいきません。

私たちは、今まで苦労されてきたご家族の味方でもありますが、
一番つらいのは、お子様ではないでしょうか。
だからこそ、カウンセリングを受けているご本人さまの一番味方でいたいのです。


お子様から、「親が話したいと言っている」と言われた場合、
現在の状況などを踏まえながら、親に伝えていいこと、これは話してほしくないことなどを
カウンセラーと一緒に話し合い、決めていきます。


お子様がどのようなお話をされているか、
親であれば気になって仕方がないと思います。

当然ですよね。

何歳であろうと、大切な、大切なお子様ですから。

だけど、カウンセリングの内容については、知りたい気持ちを
ぐっとこらえていただけないでしょうか。

カウンセリングを受けているお子様も、ご両親も
試練を乗り越えなくてはなりません。
長い年月をかけて培われてきた行動や言動、考え方に
お母さまも、お父様も、今まで大変な苦労をされたと
思いますが、これからは「治るために必要な」苦労になると思います。
お父さん、お母さんは カウンセリングルームの面接室には入りませんが、
一緒に治療に参加していることを、どうか忘れないでくださいね。

カウンセリングと通院を卒業した際には、最後の通院日に
これまでの苦労と、嬉しさがこみ上げて泣いてしまう方が沢山いらっしゃいます。
それだけ辛い道のりを、ご家族みんなで乗り越えるということなのです。


カウンセリングの時間は
ご両親がお子様にプレゼントした、大切な大切な心を開く時間です。

そのプレゼントを、私たちはお父さんお母さんが自ら開けてしまうことの
ないようにしてほしいと思っています。

未成年の方の場合は、診療の内容についても同様のことが言えます。

お子様には「ご両親が来て○○を聞いていった」ということは内緒にはできません。
なぜなら、病院にかかっている患者様はご両親ではなく、お子様だからです。
医師は患者を守る義務があるからです。



ただし、生命にかかわる状況や、大きな治療上の決断を下さなくてはならない場合は
あえてご両親の同席をお願いする場合がございます。
その時はこちらからご連絡いたしますので、どうぞそれまでは少し離れたところから
あたたかい目でお子様の治療と、心の成長を見守っていただけないでしょうか。

もちろん、カウンセリングを受けているお子様にどのような対応をすれば
早く良くなるか、というご相談については、いつでもお受けいたしております。

安心してお子様をお任せ下さい。



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